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神主さんが教えてくれる おとなの神社旅

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神社を起点に旅を楽しもう!

本職の神主さんが、日本全国の神社を旅してまとめた神社の本です。
本文に掲載している写真も実際に著者が現地を訪れて撮影したものを厳選しました。
すべてオリジナルの神社めぐりガイドムックです

【このような方に読んでもらいたい!】

・教養として神社に興味ある人
・神社めぐりをもっと楽しみたい人

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○概要

この本は、本職の神主さんが、日本全国の神社を旅してまとめた神社の本です。本文に掲載している写真も実際に著者が現地を訪れて撮影したものを厳選しました。すべてオリジナルの神社めぐりガイドムックです。

「神社の由来」や「お祀りしている神さま」「ご利益」「参拝にまつわる解説」からはじまり、旅で気になる「食事」や「近隣の立ち寄りスポット」「温泉情報」まで紹介してもらいました。
それぞれの神社の参拝ポイントを神主さんが教えてくれるのも嬉しいですね。

時に真面目に、時に楽しいお話に興味が湧きどんどん引き込まれていくことでしょう。

タブレットやスマホ時代の、おとなのための神社めぐり本である本書を片手に、さあ皆さんも出かけませんか!
悠久の時が積み重なる神社神域と、先人の知恵がこもった食や温泉の楽しみが待っています。

** 旅行に行く前に、参拝時に、神社のご利益や周辺の立ち寄りスポットをサッと確認できる電子書籍です **

■「SocialOjisanStyle」とは
世の中には、電子書籍でも紙の本でも、たくさんの本があります。でも「かゆいところに手が届く本」はなかなかないと思います。「SocialOjisanStyle」は、Webマガジンと紙の雑誌の中間くらいに位置する、人生を楽しくするガイドブックシリーズのような、ライフスタイル提案型の電子書籍レーベルです。

ひとりひとりの「ソーシャルおじさん」が、自分の専門分野の話をちょっとずつみんなに教えてあげて、ちょっとずつみんながHappyになっていったり、ソーシャルおじさんズが見つけた情報をみんなに伝えていったりして、「おじさんの人生がよりよくなるためのマガジン」というコンセプトです。

○立ち読み

神主さんが教えてくれる おとなの神社旅

○目次

はじめに

本書の楽しみかた
●神社にまつわる専門用語解説
●神主さんのとっておき神社ガイド

神主さんが教える神社の参拝のしかた

❖おとなの神社旅のはじまり

玉砂利を踏み進めつつ気持ちを落ち着かせ、神域の気を五感に感じて
神宮(三重)
皇大神宮(内宮)
豊受大神宮(外宮)

古代の巨大神殿を支えた「宇豆柱」や青銅剣を所蔵する古代出雲歴史博物館もおすすめ
出雲大社(島根)

●コラム〈神主さんのパワー食〉十割蕎麦

本宮大社が明治時代まで鎮座した大齋原はなんとも言い難い雰囲気
熊野三山(和歌山)
熊野本宮大社
熊野那智大社
熊野速玉大社

❖九州・四国の神社旅

天照皇大神が籠もった天岩戸と大きな洞窟の仰慕窟(ぎょうぼがいわや)。舞い手による高千穂神社の夜神楽が必見
天岩戸神社、高千穂神社(宮崎)

和気清麻呂が託宣を受けた現・大尾神社の森。静寂の中に1200年の時を超え想いを馳せて
宇佐神宮(大分)

●コラム〈神主さんのパワー食〉焼酎

大島に渡って中津宮、沖津宮遥拝所でも参拝し、辺津宮では高宮祭場にも足を伸ばしたい
宗像大社(福岡)

社殿前の「飛梅」を見つつ、遠く1100年の時を駆け、菅原道真に思いを寄せてみて
太宰府天満宮(福岡)

長い石段は途中で休憩しつつ余裕を保ち、本宮からさらに奥社を目指したい
金刀比羅宮(香川)

●コラム〈神主さんのパワー食〉宮うどん

❖近畿の神社旅

糺ノ森で縄文以来の霊気を感じながら歩む参道。参拝後に黒豆茶、黒豆とともにいただく塩が絶品
賀茂社(京都)
賀茂別雷神社(上賀茂)
賀茂御祖神社(下鴨)

●コラム〈神主さんのパワー食〉申餅(さるもち)と黒豆茶

本殿の下にある龍穴は見れずとも、元の鎮座地である奥宮も参拝したい
貴布禰総本宮 貴船神社(京都)

社殿背後の松尾山頂上にある磐座。登れない場合は、滝明神で水神とともに山の霊気を感じたい
松尾大社(京都)

1万基におよぶ鳥居。思いを巡らせてくぐり抜けると、樹間の参道とはまた違った感慨
伏見稲荷(京都)

三輪山が御神体。山頂へ登拝する余裕はなくとも、山裾でその霊気を感じたい
大神神社(奈良)

❖中部・関東の神社旅

境内にある雪解け水の湧水。富士山溶岩から長い年月かけて浸み込んだその水で禊をし、富士登山する風習も
富士山本宮 浅間大社(静岡)

江戸から明治の秋葉詣で賑わった名残りを、旧表参道に感じたい
秋葉山本宮 秋葉神社(静岡)

平安の昔と変わらぬ戸隠の森。緩い上りの参道は奥社まで40分。気分はちょっとした修験者
戸隠神社(長野)

地下鉄伝馬町駅近くが正門(南門)。都会の中とはいえ静謐な参道を歩みつつ心を静め参拝できる
熱田神宮(愛知)

江戸時代以前の鎮座地、現在の千代田区大手町にある将門塚。今も綺麗に手入れが行き届いている特別な地
神田神社(東京)

●コラム〈神主さんのパワースポット〉温泉地・伊豆の走井

❖神社めぐりのルート

式内社巡り
一の宮巡り
神仏霊場会

●コラム〈参拝と御朱印帳〉

あとがき

○著者プロフィール

三浦利規(みうら としのり)

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秋田県 伊豆山神社 宮司
1954年秋田県生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。その後、神職資格取得し伊豆山神社禰宜に奉職。1988年伊豆山神社宮司に就任し、現在は神社本庁評議員、秋田県神社庁協議員。
ブログやフェイスブックで神社の紹介や日本全国の神社を訪ねる旅の記録を、誰でもわかるようなやさしい言葉で楽しく発信している。
伊豆山神社サイト
http://www.izu.or.jp/
伊豆山神社ブログ
http://miuratoshinori.com/

徳本昌大(とくもと まさひろ)

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1963年、東京生まれ。複数の広告会社勤務を経て、現在、株式会社アドフロンテのソーシャルメディアコンサルタントとしてコミュニケーションデザインに従事。ソーシャルメディア上でも「ソーシャルおじさん」のニックネームで活動したことをきっかけに、『iPhoneマガジン』、『MacFan』、キーマンズネットなどでiPhone、iPadアプリ、ソーシャルメディアの記事を連載。iPhoneを使ったビジネスパーソンの生産性の向上をテーマに、ブログ執筆やセミナーなどを行っている。最近では東南アジアとのビジネスも展開するなど多方面で活躍中。

http://tokumoto.jp/

ソーシャルおじさんの未来のつくりかた by 徳本昌大
ビジョンxパッションxアクションで習慣化の達人になり、夢をみんなで実現する方法

著書に、「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)、「乗り遅れるな! ソーシャルおじさん増殖中!」(ソフトバンククリエイティブ)、「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)、「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)、「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)、また、電子書籍に「ビジネスに差が付くiPhoneアプリ仕事術」「さあ、東南アジアビジネスをはじめよう! 成功のカギはソーシャルメディアの使い方にあり」(ともにインプレス)など。

○書誌情報

神主さんが教えてくれるおとなの神社旅
著者名:三浦利規 徳本昌大
発売日:2015/5/15

○販売書店

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はじめに

 今回、本書を購入いただきありがとうございました。
本書は「Social Ojisan Style(ソーシャルおじさんスタイル)」の第5弾で日本の神社を三浦利規さんに、写真付きで解説いただくという趣旨で企画された電子書籍です。共著者の私、徳本昌大はソーシャルメディアに詳しいおじさんのコミュニティ「ソーシャルおじさんズ」を主宰しています。会社経営者やお医者さん、飲食店オーナーなど68名のおじさんが日々ソーシャルメディアで情報発信を行なっています。
メンバーの職業は多彩のため、いつも投稿から多くの気づきをいただいています。メンバーの共通点は好奇心が旺盛でアクティブなことです。メンバーは実際の年齢よりはるかに若く、彼らと交流することで、いつも元気をいただいています! リアルにメンバーの方ともお会いしますが、当然のことですが、メンバー全員がソーシャルメディアに専門知識を投稿していますから、彼らの投稿から日々多くのことを学べるのです。

 本書の著者である三浦利規さんの投稿も、私が楽しみにしている投稿の一つです。三浦さんのフェイスブックの投稿は神社がテーマになっています。日本全国の神社の美しい写真に詳細な解説が書かれているので、この投稿を読むだけで日本の神社に精通できるレベルです。私のセミナーで初めて三浦さんにお会いした際に、思わず次の質問をしていました。「どうしてこういう投稿をしてるのですか?」その三浦さんの答えを聞いて、私は納得しました。

 なんと三浦さんの本職は神主さんだったのです!

 その事実を知ってから、今まで以上に三浦さんの投稿をしっかりと読むようになりました。
日本全国のご利益のある神社を毎日の投稿で知ることができるのは嬉しい限りですが、これを三浦さんの友人たちだけで楽しむのはもったいないと思うようになりました。また、フェイスブックの投稿は、すぐに流れてしまいますから、あとで読もうと思っても探せません。そこで、今回、三浦さんに無理をお願いし、過去の投稿をまとめて電子書籍化することをご提案し、快諾いただいたのです。

 最近の神社ブームで神社関連の書籍は、巷に数多くありますが、本職の神主さんが、日本全国の神社を旅してまとめたものは少ないようです。八百万の神様がいる我が日本には、本当に数多くの神様がいらっしゃいます。商売繁盛や家内安全、縁結びの神様が私たちの周りにたくさんいらっしゃいます。しかし、私たちはどの神社にどんな神様がいて、ご利益が何かを詳しく知りません。これを今回本物の神主さんから写真付きで教えてもらえるのです。また、それとは別に神社近辺の三浦さんおススメの美味いもの情報も追記いただけました。これで神社を参拝する楽しみが増えました。電子書籍は持ち運びにも便利ですから、旅行に行く前、参拝時に神社のご利益を確認いただければ、より参拝が楽しくなると思います。

 せっかく日本に生まれたのですから、神様の特徴を理解して、自分が求めているご利益を探しに参りましょう!!

 ソーシャルおじさんズ代表 徳本昌大

 * * *

 北海道の北端に位置する礼文島は、夏に多くの高山植物が咲き誇り、周囲はウニ、ホッケ、昆布など海の幸に恵まれた島です。
5年ほど前の夏、礼文へ旅した折、フェリーが発着する岸壁の広場で水産まつりに出会いました。
海産物が廉価で販売されるとともに、その場でホタテやホッケが焼かれ、生ビールとともに食べた焼きウニが、なんとも香ばしく美味しかったです。
その後、九州の玄界灘に浮かぶ島、壱岐に行く機会があり、神社を巡りつつ昼食のため入った食堂では、捌きたての透明なイカ、殻から出したばかりのウニと出会いました。
いずれも島で獲れたイカとウニで、現地で食べるその美味しさから礼文のウニが思い出されました。

 その壱岐には、弥生時代の環濠集落を復元した原の辻遺跡があります。
小高い丘に復元された集落の一番高い所に〝神殿〟があって、周りを生垣が囲み、入り口に「鳥居」が立ちます。
一見すると、2本の柱が立っている門という佇まいです。
しかし近づくにしたがい、なにか鳥の姿をしたようなものが、各々の柱の上に乗っているのが見て取れます。そして、2本の柱の間に縄が張られています。
これは原初の形態を復元した鳥居だという説明を聞き、目からウロコが落ちる思いでした。実際に現物を目にすることで、鳥居の始まりを、高床式の〝神殿〟とともに実感しました。

 寺山修司に、『書を捨てよ 町に出よう』という評論集があります。書物から学ぶことには限界がある、学びののちは思い切って外へ出よう、そこには実体としての世界があり、必要なのは想像力だと訴えかけています。
壱岐は『魏志』倭人伝にも記される「一支国」とされ、復元された環濠集落はその王都で、当時の中国大陸と交流、交易があり、珍しい船着き場跡が見つかったり大陸から来た要人の宿泊用建物もあって復元されています。
復元したものとはいえ、住居跡や鳥居、神殿を実際に目にすることにより、弥生時代の人々の生活へ2000年の時を超えて想いが膨らみました。
その壱岐から北東に59キロメートル、玄界灘のほぼ中央に沖ノ島があります。
この島は、九州本土と対馬、朝鮮半島を結ぶ線上に位置し、初期の遣唐使も通った海上交通のランドマークであり要衝です。
島そのものが御神体で、海上交通の護り神宗像大社の沖津宮が鎮座し、神主だけが常駐して古代そのままに今も祭祀が行われています。
ふだんこの島に渡ることはできませんが、宗像大社の中津宮が鎮座する大島に、沖津宮遥拝所があります。
晴れて澄み渡った日には、49キロメートル先の沖ノ島を望むことができる遥拝所で、玄界灘の碧い海を望みつつ、この海を渡って数千年前から人々が大陸と往き来し、さらには遣唐使がこの海を渡って、文物を求め、そして交易したことに想いを馳せると、悠久の時の流れと歴史の重層に感慨を覚えました。
人々の乗った船が往き来したそこには、現代の我々以上に、航海の安全を願ったであろうことは確実です。

 実際に現地へ行くと見えてくるものや、予期せぬ出会いがあって、本や映像からでは得られないものがあります。
お酒を含めた食べ物についても同様で、その土地に行ったからこその出会いがあったり、そこで口にするからこその得難い味ということもあります。

 古来、日本列島に住む人々にとって、自然は征服する対象ではなく、畏怖し愛し共に生きる存在であったと考えられます。
そこでは、磐座に代表されるような神様の存在を感得する場で祈る、または神様に祈りを捧げる場がその都度設けられるということが普通だったようです。
現代において神社というと、社殿があり、そこで祈ることが一般的です。
それでも、神社という名前はついていても、巨岩だけで、社殿がないところもあり、そこでは文字による説明など言葉は後にして、先入観なしに素のままの自分をまずそこに置かないといけません。

 本書では、悠久の昔からその特別な気配を感じたであろう場として象徴的な、伊勢の神宮、出雲の大社、そして熊野を、まずは訪ねてみたいと思います。
そして、宗像、三輪を始めとして祈りの原初形態が今も見られる地、そして八幡信仰、イナリ信仰などの初源の地を、九州から四国、近畿、中部そして東京と訪ね、古代から現代に至るまで日本列島に住む人たちの感性を共有してみましょう。
近年のブームとしての〝パワースポット〟ではない、〝すべての生命の根源の地〟ともいえる日本の基層の地を訪ねる大人の旅を、神主としての視点を付け加えながら訪ねてみたいと思います。

 タブレットやスマホに入れた「本」を携え、悠久の時が積み重なる神社神域と、先人の知恵が込もった食を、そして温泉を楽しむ旅に出てみませんか。
それが、明日の生きる力となれば幸いです。

 秋田・伊豆山神社宮司 三浦利規

○正誤表

「伊勢神宮の内宮」の項目

誤:「五十鈴川にかかる宇治橋の神域側から橋の方向を見ると、神路山の稜線から昇る太陽が鳥居、橋と一直線に」

正:「五十鈴川にかかる宇治橋の手前側から橋の方向を見ると、神域の向こうから昇る太陽が鳥居、橋、山と一直線に」

○販売書店

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